密を避けて健康づくりの効果が期待できるとの観点から、自然の中を歩くクアオルト健康ウオーキングが注目され、広がりはじめています。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、東京都の医療従事者が加入する保険者「東京都医業健康保険組合」が、健康増進を目的とする事業として令和3年にクアオルト健康ウオーキングの開催を決定※。ウオーキングコースは、静岡県小山町、埼玉県横瀬町、埼玉県所沢市いずれかのクアオルト健康ウオーキング専門コースから選択が可能で、少人数制かつ万全なコロナ対策を講じて実施されます。どのコースも都会の喧騒を忘れ、思わず深呼吸したくなるような澄んだ空気や鳥のさえずり、木々のざわめきなど、五感を研ぎ澄ます自然が満喫できるものばかり。
同組合が発行した都医業健保だより2021年3月号では、「無理しない、がんばらない! 適切な運動が免疫力維持に有効!」というタイトルと共にクアオルト健康ウオーキング主催の告知を掲載。感染症から身を守るためには、日常生活において健康な体づくりを意識することが大切です。感染症にかかるリスクと免疫力は密接に関係していて、免疫力が低下していると感染症にもかかりやすくなり、罹患後の回復が遅くなる可能性があるのは周知の事実。医療従事者を被保険者とする健康保険者に、免疫力の維持や効果を評価されたことは、自治体や企業の健康経営担当者から大きな反響を呼んでいます。
※5・6月に実施予定のクアオルト健康ウオーキングは、緊急事態宣言の発令をうけ延期となりました。