少子高齢化、医療費の増加、
働く世代の運動不足
社会的な課題の解決策

いま、多くの自治体で高年齢化、人口減少が加速しています。
「健康寿命の延伸」と「交流人口の拡大」は、地方自治体の最重要課題です。

事例岐阜県岐阜市

岐阜市は、人口40.6万人の中枢中核都市です。2025年に高年齢化の進展や、人口減少が本格化するにあたり、「健康寿命の延伸」と「交流人口の拡大」が市の最重要課題でした。その解決策のひとつとして岐阜市では、クアオルト健康ウオーキングの導入が始まりました。

図:岐阜市の年齢階級別人口構成の推移

地方自治体では様々な課題があります

  • 少子高齢化
  • 人口減少
  • 要介護
    増加
  • 医療費
    増加
  • 働く世代の
    運動不足

岐阜市は導入にあたり、クアオルトと親和性の高いポイントがいくつかありました。

  • 豊な自然、温泉、野山の傾斜地を利用するクアオルト健康ウオーキングと相性が良い。
  • 住民の自発的な健康づくりが盛んで素地がある。
  • 国の重要文化的景観「岐阜城」、「岐阜公園」、「長良川」など、恵まれた景観がある。
  • アクセスの優位性。鉄道で名古屋市から約20分、中部国際空港から約60分。
クアオルト健康ウオーキングを活用

岐阜市でのクアオルト健康ウオーキング

これらのポイントを活用し、まずは市民が利用できるクアオルト健康ウオーキングのコースを整備をはじめました。これは市民から愛されている岐阜城(金崋山)と百々ヶ峰のウオーキングコースにクアオルトの視点を取り入れた形でコースを日本クアオルト研究所が調査し設計しました。現在は市民の「健康寿命延伸」のために週1回のクアオルト健康ウオーキングを開催しています。
岐阜市では、クアオルト都市づくり(都市部でのクアオルト)の実現に向けて、クアオルト推進協議会を設置し、市長をはじめ、医師会や観光関連者など様々な関係者があつまり、本物志向のまちづくりを進めています。

また、「出かけて健康になるまち」を目指し、交通と健康を軸にした取り組みである「スマートシティぎふ」の「スマートシティぎふ推進コンソーシアム」の構成員として、ソフトバンク(株)、(株)トヨタオートモールクリエイト、モネテクノロジーズ(株)、岐阜乗合自動車(株)、名古屋大学、岐阜大学、岐阜市に日本クアオルト研究所も協力し、新たな試みに挑戦しています。

導入自治体

クアオルト健康ウオーキングは、多くの自治体で活用されています。

  • 青森県青森市
  • 秋田県三種町
  • 山形県上山市
  • 山形県天童市
  • 山形県西川町
  • 石川県珠洲市
  • 埼玉県所沢市
  • 埼玉県横瀬町
  • 静岡県小山町
  • 岐阜県岐阜市
  • 岐阜県関市
  • 岐阜県飛騨市
  • 岐阜県白川村
  • 愛知県岡崎市
  • 三重県志摩市
  • 滋賀県高島市
  • 兵庫県多可町
  • 岡山県新見市
  • 大分県由布市
  • 宮崎県延岡市